Googleは米国時間6月24日、ユーザーのプライバシーに関するデータの取り扱いについて、収集後18カ月で自動削除することをデフォルトの設定にすると発表した。
デフォルトで無効になっている「ロケーション履歴」を初めて有効にした際に、18カ月で自動削除するオプションがデフォルトで有効になる。「ウェブとアプリのアクティビティ」は、新規アカウントについて18カ月で自動削除するオプションがデフォルトで有効になる。
この設定は変更することも可能だ。「Googleアカウント」>「プライバシーとカスタマイズ」>「アクティビティ管理」のページにある「ウェブとアプリのアクティビティ」「ロケーション履歴」「YouTubeの履歴」の各項目について、3カ月で自動削除、18カ月で自動削除、または自動削除しないことを選択できる。
Google、Facebook、Amazonなどの企業がユーザーに提供しているデータ管理機能については、プライバシー擁護団体などから懐疑的な声が上がっていた。それに対し、Googleは2019年5月に、ロケーション履歴およびウェブとアプリのアクティビティを自動的に削除する機能を発表したが、同社のサービスを利用する何十億人ものユーザーはこの機能を手動で有効にする必要があった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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