ヤフーは6月3日、同社が提供する「Yahoo! MAP」アプリ(iOS/Android版)において、飲食店や小売店など、全国約4600チェーン、約80万店舗の公式サイト情報にもとづく店舗情報の自動更新に対応したと発表した。これにより、新型コロナウイルス感染症の影響で変則的な営業を行っている店舗の情報が確認しやすくなる。
5月25日に全国47都道府県での緊急事態宣言が解除され、順次飲食店や小売店などの営業が再開している。しかし、しばらくの期間は「一時的に閉店し来月から開店する」など変則的な営業を行う店舗もあると予測される。
すでにYahoo! MAPでは、店舗の営業時間や開店・閉店状況などを表示する機能を提供しているが、情報を更新するには店舗側が情報を修正する必要があり、更新に時間がかかることから、こまめな更新がされにくいという課題があった。
そこで、全国約4600チェーン、約80万店舗の公式サイトにもとづく店舗情報の自動更新に対応した。情報は週に一回の頻度で自動的に更新されるため、開店・閉店情報など変則的な営業を行っている店舗の信頼性の高い情報が確認できるようになる。
ただし、公式サイトの情報に基づいているため、実際の営業状況と異なる可能性があるという。また、Yahoo! MAPが保有する店舗の営業情報すべてが自動更新に対応したわけではないとしている。
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