Twitchは、ゲームプレイ動画を共有してオーディエンスとつながりたいゲーマーに人気のプラットフォームだが、ユーザーが生み出すコンテンツを取り扱うオープンなプラットフォームには、健全なモデレーションポリシーが必要だ。Twitchは、インターネットセーフティの専門家やこのプラットフォームを利用するクリエーターで構成された新しい「Safety Advisory Council」(安全諮問委員会)を立ち上げ、安全性やモデレーションを強化しようとしている。
Twitchは、新しい委員会について次のように説明している。「この委員会の設立にあたって、外部の視点で判断できる専門家と、クリエーター特有の問題や視点を深く理解しているTwitchのストリーマーを含めることが不可欠だと感じた。委員は、Twitchのコミュニティへの理解や、関連する個人的な経験、職業上の経験に基づいて慎重に選ばれた」
委員会は8人で構成され、次のようなトピックについてTwitchに助言する。
Twitchでは近年、悪用される事例が増加している。Twitchの利用をやめた有名なストリーマーが不愉快だとしたような出来事や、不快なチャット環境に懸念を示す声があった。2019年にドイツのハレにあるシナゴーグ(ユダヤ教礼拝所)の外で2人が死亡した銃撃事件をユーザーがライブ配信するなどの問題も防げなかった。
Twitchの声明には次のように書かれている。「安全諮問委員会の立ち上げは、信頼と安全性の問題に対する取り組みを強化する手段の1つにすぎない。Twitchに参加するあらゆる人の安全と健康を向上させるツールやプロダクト、ポリシーに投資していく」
委員会のメンバーは以下の通り。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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