今度はTwitchでライブ配信、ドイツのユダヤ教礼拝所前で銃撃事件

Oscar Gonzalez (CNET News) 翻訳校正: 編集部2019年10月10日 10時46分

 ドイツのシナゴーグ(ユダヤ教会堂)付近で現地時間10月9日、2人が死亡する銃撃事件があり、その模様がゲーム配信プラットフォーム「Twitch」を通じて35分間にわたってライブ配信された。この動画はその後、Twitchから削除されたが、他の動画サイトにアップロードされているという。

Twitch
提供:Getty Images

 銃撃犯はドイツのハレにあるシナゴーグの内部へは侵入できなかったものの、銃を発砲して2人を死亡させ、車で立ち去った。犯人はヘルメットのようなものにカメラを取り付けて、犯行を撮影していた。8~9日はユダヤ教で最も神聖な祝日である「贖罪の日(ヨム・キプル)」だった。地元のユダヤ教指導者によると、シナゴーグ内には70~80人の礼拝者がいたという。

 ライブ配信された動画の冒頭で、犯人は車内から「こんにちは、私の名前はAnon」と英語であいさつしていた。「Anon」は「anonymous」(匿名)の短縮形で、「4chan」や「8chan」などのサイトで一般的に用いられている。また犯人は「ホロコースト(ユダヤ人大虐殺)はなかったと私は考えている。フェミニズムは、大量移民の犠牲となった西欧の減退の原因だ。そしてそうしたすべての問題の根源はユダヤ人だ。友達にならないか」とも喋っていた。

 続いて動画には、銃撃犯に撃たれた2人の犠牲者(シナゴーグ付近にいた女性と、近くのケバブ店にいた男性)の姿が映し出された。CBS Newsによると、犯人は手りゅう弾のようなものを投げたという。

 Twitch(Amazon傘下)のようなプラットフォームを通じて、暴力行為が一般大衆に向けてライブ配信されるのは今回が初めてではない。3月にはニュージーランドのクライストチャーチで約50人が死亡した銃乱射事件があり、その時の犯行の様子がFacebookでライブ配信されていた。こうした事件が起こるたびに各プラットフォーム運営者の責任が問われるようになっている。

 Twitchは動画の拡散を止めようと取り組んでいる。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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