東京都は5月5日、新型コロナウイルスの影響を受けている個人や企業向けの支援策を探すことができるサイト「新型コロナウイルス感染症 支援情報ナビ」を開設した。必要な人へ必要な支援が届くよう、誰にでもわかりやすいナビゲーションサイトにしているという。
支援を必要としている個人や企業は、スマートフォンやPCから、いくつかの選択式の質問に回答するだけで、状況に応じた支援制度を知ることができる。また、都民が利用できる制度を、ニーズに応じた分類と一緒に一覧として見たり、キーワード検索したりできる。
東京都が独自で提供する支援制度情報に加え、省庁の支援制度については、経済産業省が最新の支援情報をアップデートして公開している、ミラサポプラスのオープンデータを活用しているという。
東京都は公式サイトに掲載する各種データをオープンデータとして誰でも自由に使えるように公開している。今後、同サイトに掲載する新型コロナウイルス感染症に関する支援情報データも、例外なくオープンデータとして公開する予定だという。
なお、同サイトはアスコエパートナーズが構築。同社がエストニアや欧州委員会と協同して取り組んできた、行政サービスカタログの実装とデータ連携に関する知見を生かし、今回の支援情報ナビ構築にはユニバーサルメニューの技術を活用しているという。
都と国の個人/企業向けの支援メニューを横断検索できるサービスです。赤丸のところからフリーワード検索もできます。東京都オープンデータカタログサイトからダウンロードも可能でデータは順次追加予定。開発協力いただいたアスコエパートナーズさんありがとうございます。 https://t.co/Hj7YiJ2blR pic.twitter.com/FcSASSLZTW
— 宮坂学 Manabu Miyasaka (@miyasaka) May 5, 2020
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