LGエレクトロニクス・ジャパンは4月28日、世界最大88インチ、8Kチューナー内蔵モデルを含む有機ELテレビを発表した。8K画質1シリーズ2モデル、4K画質4シリーズ9モデルを一挙に展開する。発売は6月上旬。LGのプレミアムブランドである「LG SIGNATUREシリーズ」になる。
8Kモデルである「ZXシリーズ」は、世界最大サイズとなる88インチと8Kテレビでは初めてのサイズとなる77インチの2サイズを用意。従来の2Kに比べて16倍、4Kに比べても4倍の画素数を持ち、鮮明な8K画質を実現する。
8Kテレビ専用エンジン「α9 Gen3 AI Processor 8K」を搭載し、2K、4K解像度の映像を8K水準の画質へとアップスケーリングすることが可能。AIが映像を解析、あらゆるノイズを徹底的に除去することで鮮明な映像表現ができる。
88インチはスタンド付きの「Artistic Sculpture Design」、77インチは壁掛けブラケットが付属した「ギャラリーデザイン」を採用する。BS 8Kチューナー×1、BS、110度CS 4Kチューナー×2、地上、BS、110度CSデジタルチューナー×3を備える。
4Kモデルは「OLED WX/GX/CX/BX」の4シリーズを展開する。OLED WXは、65インチの「OLED 65WXPJA」を用意。薄さ約3.9mmパネルの「Picture on Wall」デザインを採用し、前方に向かって集中的に音を放つ「Front Firing」方式の60W4.2ch スピーカーを装備。OLED GXは65インチの「OLED 65GXPJA」、55インチの「OLED 55GXPJA」の2モデルをラインアップ。壁掛け用の取り付け金具がテレビ本体の中に収まる構造で、部屋と一体化する「ギャラリーデザイン」を採用する。
OLED CXは、48、55、65、77インチの4サイズを展開で、フレーム幅は約3.3mm。「Cinema Screen」デザインになっている。OLED BXは65、55インチの2サイズ展開。Cinema Screenデザインを採用する。
4シリーズともにAIプロセッサー「α7 Gen3 AI Processor 4K」を搭載し、フレーム単位の色合い調整や部分調光での輝度制御などにより高画質を再現する。
テレビに話しかけるだけで基本操作ができるハンズフリー音声認識機能を装備。テレビに向かって「Hi, LG!」と話しかければ、LG独自の AI「ThinQ AI」が起動し、電源のオン・オフや 音量の上げ下げなどの操作に対応。リモコンのマイクに話しかければ、「Google アシスタント」と「Amazon Alexa」も利用できる。
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