イベント会場で会いたい人を探せるビジネスマッチングツール「EventHub(イベントハブ)」を提供するEventHubは4月28日、数十人規模のウェブセミナーや大規模オンライン展示会などが開催できるオンラインイベントプラットフォーム「EventHub オンライン」の提供を開始したと発表した。
EventHub オンラインでは、動画を配信するだけでなく、参加者同士の交流を活性化したり、企業のリード獲得を支援するなど、顧客接点や視聴者のエンゲージメントを高めることを主軸としており、中〜大規模のイベントで必要となる出展企業のPR、リード獲得の支援など、複雑制の高いイベントであっても対応できることが特徴だという。
具体的には、ライブ配信・事前収録動画を配信可能で、マルチトラックなどにも対応する。また、イベントの参加登録を受け付けるフォームやチケット販売ページを作ることも可能。6月以降は決済機能も搭載する予定だという。
イベント・セッションスケジュールの表示機能もあり、いつ・どのコンテンツが配信されるか、主催者がスピーカーの情報などを伝えるアジェンダページを作り、視聴者は自分が聴きたい内容をブックマークすることができる。また、主催者は誰がどの動画を何分ほど試聴したのかといった視聴データを取得可能だ。
イベント中、参加者は匿名または実名で登壇者に対して質問を投稿したり、投票することが可能。企業バーチャルブースでは、出展企業が情報をPRし、資料ダウンロードや問い合わせにつなげることができる。
このほか、メッセージ交換機能により、参加者同士または参加者・企業間など1対1のメッセージ交換ができるほか、イベント中または後日の問い合わせやウェブ商談の予約もワンクリックでできるという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」