EventHubは2月28日、同社が提供するイベント特化型ビジネスSNSアプリ「EventHub」に、「ホーム画面」と「タグ機能」を追加したと発表した。
EventHubは、カンファレンスや展示会の参加者間のビジネスマッチング(ネットワーキング)や商談の機会を増やすサービス。参加者はイベント会場でスマホやPCを使い、まわりにどのような参加者や出展企業がいるのかを検索して、面談申請やメッセージのやりとりができる。
2017年夏にサービスをソフトローンチし、2018年1月に正式提供を開始。これまでに「Slush Asia」や「TechCrunch Tokyo」「Embedded & IoT Technology」「国際会議STSフォーラム」などのイベントに採用されているという。
新たに提供するホーム画面は、イベントの参加者に対して、おすすめの他の参加者や出展企業ページを表示できる機能。トップには、カテゴリごとのプロフィール一覧が複数列表示される。これまでEventHubでは、他の参加者や出展企業の情報を「検索」することが主なアクションだったが、ホーム画面に誘導することで、明確な目的で検索をしなくても、自分のイベントの参加目的に適したプロフィールを確認できるようになるとしている。
タグ機能は、イベントにいる全参加者・出展企業をわかりやすく分類できる機能。利用者が興味分野や所属業種をわかりやすく発信したり、それらが一致している参加者・企業をすばやく検索したりできるようになる。
タグの種類は主催者が自由に設定でき、すべての参加者や企業はこれらのタグに紐づいて分類される。タグの種類は「業種」「職種」「出展製品カテゴリ」「事業規模」「出展ゾーン」のほか、開催されるイベントの業界に特化した企業カテゴリなど、制限なく作成できるという。
イベントに参加している利用者は、EventHub上で興味があるタグをクリックすることで、より素早く自分が求めている検索結果(参加者や出展企業)にアクセスできる。また、閲覧履歴がタグに紐づき整理されているため、より的確なレコメンドを提供できるようになるという。
同社では今後、ホーム画面のおすすめ機能の成果を調査し、新しいおすすめ機能を追加しながらより精度を高めていくことで、マッチング成立数を増やしたいとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス