中国の工作員が、全米でロックダウン措置がとられるという虚偽のメッセージやソーシャルメディアへの投稿を拡散したと、The New York Timesが米国時間4月22日に報じた。
同紙は、6つの別々の政府機関に属する6人の匿名筋からの情報を基に、米国内でパニックを引き起こす目的で、近いうちに全米でロックダウンが発動されると警告するメッセージが拡散されたと伝えた。
「こうした試みにおいては、ある程度の数の人々がメッセージに注目すれば、海外の工作員がそれ以上あまり働きかけをしなくても、メッセージはひとりでに拡散する」と、この記事は伝えている。
The New York Timesの取材に応じた複数の当局者は、これらの工作員が、ロシアの支援を受けたトロールが採用する手口の一部を使用していると指摘した。
米CNETは中国大使館にコメントを求めたが、回答は得られていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」