Facebookは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する誤情報を防ぐための取り組みを拡大する。
Facebookの創設者で最高経営責任者(CEO)であるMark Zuckerberg氏による米国時間4月16日の投稿および同社プレスリリースによると、Facebookが削除したCOVID-19関連の誤情報に対して「いいね!」やコメントなどをしていたユーザーがいた場合、適切な情報に誘導するメッセージをそのユーザーのニュースフィードに表示するという。また、Facebookの「COVID-19情報センター」に「Get the Facts」という新セクションも設ける。これは、独立してファクトチェック業務にあたっているパートナーが執筆した記事を集約するもので、COVID-19に関する偽情報の誤りを明らかにする狙いがある。
Zuckerberg氏は次のように述べた。「この危機において私の最優先事項の1つは、当社のすべてのアプリで正確かつ信頼できる情報が表示されるようにすることだ。すべての人が安全と健康を保ち、情報を得ていることを願っている」
同氏はまた、FacebookとInstagramで20億人以上をCOVID-19に関する正しい情報に誘導したと述べた。この数字は、3月25日の時点で報告していた10億人以上から増加している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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