Amazonは米国時間4月12日、オンライン食料品購入の新規利用を一時的に登録制にすると発表した。配送と店舗受け取りの需要が「かつてないほど」高まっているという。「Amazon Fresh」および「Whole Foods Market」でオンライン食料品配送と店舗受け取りのサービスを新規に利用する顧客は、登録して招待を待つ必要があり、利用が可能になった時点で通知を受けることになる。Amazonは処理能力の拡大に努めており、毎週、新規顧客を招待するとした。
新型コロナウイルスの感染拡大で米国のほとんどの地域で自宅待機が命じられる中、Amazonへの新規注文は急増しており、顧客への商品配送や、食料品の販売業者による高需要商品の在庫維持が難しくなっている。Amazonは3月中旬、医療用品や生活必需品の倉庫配送を一時的に優先することを明らかにしていた。今回、Whole Foodsの一部の実店舗でオンライン注文のみに対応する時間を設けた。Whole Foodsでの店舗受け取りサービスも、この数週間で約80店舗から150店舗以上にまで拡大したという。
Amazonはさらに、オンライン食料品配送サービスを利用する顧客に先着順で配送を行うための「仮想待ち行列」を設ける新機能を、数週間のうちに提供開始することも明らかにした。
また、COVID-19の感染拡大に伴う需要に対応するため、新たに7万5000人を採用するという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?