4月1日、生産者と消費者を魚でつなぐ陸上養殖プラットフォームカンパニーとして「株式会社さかなファーム」が設立された。陸上養殖産業の拡大へ貢献することを目的としたもので、「陸上養殖は水産資源保護・漁獲高制限と生産量拡大の両立を実現しうる生産方式であり、国内水産業の直面する課題の解決に貢献できる」としている。
同社によると、漁業権が必要となる海面での養殖とは異なり、陸上養殖では免許が必要ではないことから、異業種からの参入を含めた新規参入へのハードルが相対的に低くなるという。
そこで、新規参入を検討している事業者・自治体に対し、同社が持つ陸上養殖での生産ノウハウやブランディング・マーケティングノウハウを提供。新規参入者の早期事業化・収益化を支援しする。さらには、陸上養殖ECの開設や大企業サービスとの連携、大学や研究機関と地域の生産者の橋渡しなどを予定。「ブランドプロデュース事業」「生産支援事業」「販売支援事業」により、国内の陸上養殖産業の拡大を目指す。
なお、SUNDREDが手掛けてきた新産業共創のプラットフォーム「新産業共創スタジオ」の新産業「フィッシュファーム産業」のトリガー事業となっており、SUNDREDの新産業プロジェクトのプロジェクトマネージャーとして同事業のを率いてきた原和也氏が代表取締役に就く。
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