ソニーは、有機ELテレビ「A8H/A9S」シリーズと液晶テレビ「X9500H/X8550H/8500H/8000H」発表した。上位機には高画質プロセッサー「X1 Ultimate」を搭載し、一段上の高画質性能を実現する。発売は4月18日から順次。
A8Hシリーズは、65V型の「KJ-65A8H」と55V型の「KJ-55A8H」をラインアップ。LEDバックライトの発光をエリアごとに制御し、発光時間を最適化する「X-Motion Clarity」を備え、画面の明るさを保ったまま、スポーツなどの速い動きをくっきりと再現する。
アクチュエーターとウーファーを2つずつ搭載している現行機「A8G」シリーズに比べ、A8Hではアクチュエーターにサブウーファを2つにした構成にすることで重低音再生を増強。音域が広がり、映像と音の一体感がより感じられる。
A9Sは、48V型「KJ-48A9S」のみのラインアップ。48V型という有機ELテレビとしては小さめのサイズをラインアップすることで、大きすぎて置けないと考えた層を有機ELへと取り込む。横幅105cmの省スペース設計で、これは約10年前の40V型液晶テレビと同等のサイズ感を実現。テレビボードやコーナー設置など、現状のテレビ設置スペースをそのまま生かせる。
両シリーズともに、BS、CS4Kダブルチューナーと地上、BS、110度CSダブルチューナーを搭載。Hulu、Netflix、YouTubeなどの動画配信サービスを一発で呼び出せるVODボタンを備えた無線リモコンを同梱。ネットもテレビもストレスなく操作できる。
X9500Hシリーズは、X1 Ultimateと直下型LEDを採用した高画質モデル。75、65、55、49V型をラインアップし、65、55V型には、独自の光学設計「X-Wide Angle」を搭載。斜めから見てもきれいな高コントラストと広視野角を両立する。
X8550Hは65、55V型、X8500Hは49、43V型を用意。いずれも倍速駆動パネルにより、動きの速い映像もなめらかに表示する。
X9500H/X8550Hには、画面背面上部に2つのサウンドポジショニングトゥイーターと下部に2つのフルレンジスピーカーを搭載した「Acoustic Multi-Audio」により、画面から音が出ているような視聴体験が得られる。
X8000Hは、大型75V型を含む、65、55、49、43V型の5機種を展開。SDR映像をHDR映像相当にアップコンバートする「HDRリマスター」により、被写体の細部まで最適化することで、立体的な映像を再現する。
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