ソニーは4月23日、テレビ「ブラビア」に4Kチューナー内蔵モデルを含む、有機ELテレビ「A9G/A8G」シリーズと液晶テレビ「X9500G/X8550G/X8500G/X8000G」シリーズを追加した。放送波はもちろんネット動画など多彩なコンテンツを視聴できるほか、Googleアシスタントに対応するなど、使いやすくて高画質な大画面テレビとして投入する。5月25日から順次発売する。
有機ELテレビのA9Gと液晶テレビのX9500Gシリーズには、次世代高画質プロセッサー「X1 Ultimate(エックスワン アルティメット)」を搭載。いずれもBS4K映像向けの処理アルゴリズムを向上しており、ノイズ除去性能を上げたほか、オブジェクトごとに最適な超解像処理を施した高精細、映像の立体感を引き上げる高コントラストを実現。大画面だからこその高画質映像技術を盛り込んだ。
A9Gには「ピクセル コントラスト ブースター」、X9500Gには「X-tended Dynamic Range PRO」を備え、高コントラスト感を追求。X9500Gには動きに強い「X-Motion Clarity(エックス モーション クラリティー)」、広視野角の「X-Wide Angle」(85、75V型のみ)を採用することで、液晶テレビの高画質再生をサポートする。
A9Gには、画面そのものを振動させて音を出す「Acoustic Surface」に、新開発のアクチュエーターとサブウーファーを採用することで、薄型化した「Acoustic Surface Audio+」を搭載。10W×2個のサブウーファーと、20W×2個のアクチュエーターを備え、総出力60Wのクリアで迫力ある高音質を再現。設置奥行きが320mmだった「ブラビア A9F」シリーズに比べ、65mm省スペース化し、255mmの奥行きで設置できるとしている。
液晶テレビのX9500G/X8550Gには、高域再生を担うトゥイーターを上部左右に1個ずつ、フルレンジスピーカーを下部中央に2個配置した「Acoustic Multi-Audio」を新搭載。音像の定位を上げることで、画面と音の一体感を作り出す。
A9G、X9500G/X8550G/X8500Gには、BS/CS 4Kチューナーを内蔵し、別売のUSB HDDを接続すれば裏録にも対応。「おき楽リモコン」として一時期採用されていた無線リモコンを再度採用し、向きを気にせずチャンネル切り替えなどができる。
全機種にAndroid OSを搭載したほか、Netflix、YouTube、Hulu、dTVなどの動画配信サービスの視聴にも対応。A9G、X9500G(49V型以外)には声で操作ができる「ハンズフリー」機能を備えるほか、A9G、X9500G/X8550G/X8500Gでは「AirPlay 2」に対応し、iPhoneで撮影した画像やAppleデバイスのコンテンツをブラビアで視聴することが可能だ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」