サンフランシスコ・ベイエリアの住民は米国時間3月17日から、必要な場合を除いての自宅待機を求められる。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、サンフランシスコのLondon Breed市長が16日に発表した。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大を防ぐための今回の規制は、米国太平洋時間17日午前0時より発効するが、「必要な行政サービスおよび生活に不可欠な店舗の営業」は継続する。この措置はひとまず4月7日まで続く予定だが、期間が短縮もしくは延長される可能性もある。
Effective at midnight, San Francisco will require people to stay home except for essential needs.
— London Breed (@LondonBreed) March 16, 2020
Necessary government functions & essential stores will remain open.
These steps are based on the advice of public health experts to slow the spread of #COVID19.
自宅待機が適用となる地域は、サンフランシスコ、サンタクララ、サンマテオ、マリン、コントラコスタ、アラメダの各郡のほか、バークレー市が含まれる。
「最も重要なのはできる限り自宅にとどまることだ。食料や生活必需品の買いだめに走る必要はなく、こうした店舗は営業を続ける」とBreed市長はTwitterで呼びかけている。
同市長は16日に行われた記者会見で、「パニックになる必要はない」「医療システムに(中略)より重大な影響を与える可能性を防ぐための、短期的な不都合だ」と語った。
バー、ジム、レストランなどは17日午前0時をもって閉店となるが、銀行、ガソリンスタンド、食料品店、薬局などは営業を続ける。
ニューヨーク、ニュージャージー、コネチカットの各州も16日に同様の措置をとっており、これらの州の全てのジム、映画館、カジノの一時閉鎖が命じられた。バーやレストランはテイクアウトと出前のみに制限されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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