新型コロナウイルス関連

サンフランシスコ市が自宅待機を要請--新型コロナ対策で

Corinne Reichert (CNET News) 翻訳校正: 中村智恵子 高橋朋子 (ガリレオ)2020年03月17日 10時33分

 サンフランシスコ・ベイエリアの住民は米国時間3月17日から、必要な場合を除いての自宅待機を求められる。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、サンフランシスコのLondon Breed市長が16日に発表した。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大を防ぐための今回の規制は、米国太平洋時間17日午前0時より発効するが、「必要な行政サービスおよび生活に不可欠な店舗の営業」は継続する。この措置はひとまず4月7日まで続く予定だが、期間が短縮もしくは延長される可能性もある。

 自宅待機が適用となる地域は、サンフランシスコ、サンタクララ、サンマテオ、マリン、コントラコスタ、アラメダの各郡のほか、バークレー市が含まれる。

 「最も重要なのはできる限り自宅にとどまることだ。食料や生活必需品の買いだめに走る必要はなく、こうした店舗は営業を続ける」とBreed市長はTwitterで呼びかけている。

サンフランシスコの閑散としたストリート
サンフランシスコの閑散としたストリート
提供:Angela Lang/CNET

 同市長は16日に行われた記者会見で、「パニックになる必要はない」「医療システムに(中略)より重大な影響を与える可能性を防ぐための、短期的な不都合だ」と語った。

 バー、ジム、レストランなどは17日午前0時をもって閉店となるが、銀行、ガソリンスタンド、食料品店、薬局などは営業を続ける。

 ニューヨークニュージャージー、コネチカットの各州も16日に同様の措置をとっており、これらの州の全てのジム、映画館、カジノの一時閉鎖が命じられた。バーやレストランはテイクアウトと出前のみに制限されている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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