凸版印刷は3月16日、新型コロナウイルスによる社内外への感染拡大抑止と従業員の安全確保のため、4月1日に予定していたグループ入社式を中止すると発表した。あわせて、新入社員研修についても在宅によるオンライン研修を採用する。
新入社員研修は、凸版印刷とグループ会社の2020年度定期大卒新入社員約420名を対象に、4月1~17日に実施。従来の集合研修で蓄積したテキストをオンライン上で動画などを用いて学習できるとともに、在宅での研修ながら、同期社員のネットワーク構築のために、約20人に1人の割合で社員トレーナーを配置し、集合研修のようなコミュニケーションを促進するプログラムになるとしている。あわせて、自宅での座学が続く新入社員に対して、コンディショニングに関するプログラム(セミナー)とツール(アプリ)もそろえる。
凸版印刷では、これらの教育ラーニングプラットフォームを、まずは新入社員向けに試験導入し、その実証結果を基に、得意先企業、団体に対しての外販を予定している。
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