Microsoftは米国時間3月13日、共同創業者で技術顧問のBill Gates氏が取締役を退任したと発表した。「世界の医療、開発、教育、より力を入れている気候変動対策などの慈善事業に、より多くの時間を割く」ためだという。最高経営責任者(CEO)Satya Nadella氏ら経営陣の技術顧問としての役割は継続する。
Gates氏は2008年、ビル&メリンダ・ゲイツ財団の取り組みに集中するため、Microsoftの常勤業務からは退いていた。2014年までは取締役会長を務めた。
「長年にわたりBillとともに働き、Billから学んだことは、とてつもなく光栄で名誉なことだ」とNadella氏は発表の中で述べた。
Gates氏はブログで次のように述べた。「取締役を退任することは決して同社を去るということではない。Microsoftは常に私の生涯の仕事における重要な一部であり、Satyaや技術部門の経営陣と今後も関わり、ビジョンの形成と同社の意欲的な目標の達成を支援していく」
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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