情報確認や各種操作が常に手元で可能なスマートウォッチは便利なものの、小さなタッチパネルは使いにくく、操作の種類は限られる。この弱点を解消しようと、Appleは腕や手の動作で操作する特許を取得した。
今回は、簡単なジェスチャーで多彩かつ細かな操作を実行できるスマートウォッチ「MAD Gaze Watch」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で支援募集中。
MAD Gaze Watchは、装着した側の腕や指、そしてその手の甲に対するタップといった動作で各種動作を実行可能なスマートウォッチ。腕を回すように振ったり、指を鳴らしたり、甲をタップしたりすると、メッセージ確認や音楽再生などができる。
内蔵している9軸ジャイロと加速度計が動きを認識し、多彩な操作を区別して認識する。そのため、33種類のジェスチャーを使い分けられるという。各ジェスチャーに対応する動作は、ユーザーがカスタマイズ可能。スマートフォンのアプリや、スマートフォン経由でほかのデバイスも操作できる。
心拍センサーなども搭載しており、ウォーキングやランニング、サイクリング、ヨガなどさまざまなエクササイズに対応したフィットネストラッカーとしても機能する。GPSから得たデータにより、移動距離なども確認できる。
Indiegogoでの目標金額は7万7,970香港ドル(約103万円)。記事執筆時点(日本時間3月9日16時)でキャンペーン期間は55日残っているが、すでに目標の10倍近い約75万香港ドル(約992万円)の資金を集めている。
MAD Gaze Watchの紹介ビデオ(出典:YouTube)
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