Googleは、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染にともなう肺炎(COVID-19)患者の増加で在宅勤務や休校を強いられた人々の活動を支援するため、有料オンラインオフィススイート「G Suite」で提供しているビデオ会議機能「Hangouts Meet(ハングアウトMeet)」の上位エディション利用者向けプレミアム機能を、期間限定で全利用者へ無償開放すると発表した(その1、その2)。
G Suiteの「Basic」「Business」「Nonprofit」「Education」エディションでは、Hangouts Meetの各会議に参加可能な最大人数が100人または150人に制限されている。今回の措置により、これらエディションでも最大参加人数を「Enterprise」「Enterprise for Education」エディションと同じ250人に拡張する。さらに、ドメイン内で最大10万人が視聴可能なライブストリーミング機能と、会議を録画して「Google Drive(Googleドライブ)」へ保存できる機能も、同じように提供する。
プレミアム機能の開放は段階的に進めており、2週間から3週間中に全G Suiteユーザーが利用可能になるという。
今回の措置は、2020年7月1日までの期間限定。
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