スポーツの上達には、長い時間をかけて練習するだけでなく、パフォーマンスを分析して悪い癖を修正することが重要だ。そうしたトレーニングに役立つ道具として、以前スマートなサッカーボール「INSIDECOACH」を取り上げた。
今回は、効率よくゴルフ練習するためのゴルフボール「Graff Golf」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で支援募集中。
Graff Golfは、通常のゴルフボール内部に加速度センサーやBluetooth通信ユニットなどを組み込んだスマートデバイス。スマートフォンの専用アプリと連携し、ショットのデータが取得できる。ショット情報を蓄積していくことで、改善に繋がるアドバイスが受けられる。
ショットのデータは、内蔵されている6軸加速度センサーで得る。アプリでは、初速、打ち出し角度、スピン量、スピン方向、高さ、滞空時間、キャリーといったデータが確認可能。
また、Bluetooth通信機能により、止まったボールの位置をスマートフォンで特定することもできる。最大300フィート(約91m)離れたボールを見つけられるという。
内蔵バッテリには、Qi対応充電台を使って充電する。
Indiegogoでの目標金額は2万ドル(約216万円)。記事執筆時点(日本時間3月3日16時30分)でキャンペーン期間は24日残っているが、すでに目標の1.5倍を上回る約3万1000ドル(約335円)の資金を集めている。
Graff Golfの紹介ビデオ(出典:YouTube)
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