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LEGOブロックの部品を自動識別するスキャナ「Piqabrick」--ボディはLEGOで自作

 みんな大好きLEGOブロック。あの小さな部品を組み合わせていけば、手のひらに載せられる小さな物から、部屋から出せなくなるほど巨大な物まで、想像力の尽きない限りいくらでも作り続けられる。ただし、手元にあるブロックの種類と数は増えていく一方となり、管理が難しい。

 そこで、LEGOブロックのパーツを自動識別してデータベース化するデバイス「Piqabrick」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で販売中。

LEGOブロックの部品を自動識別するスキャナ(Piqabrick公式サイト)
LEGOブロックの部品を自動識別するスキャナ(Piqabrick公式サイト)

 Piqabrickは、カメラでとらえたLEGOブロックの画像を解析し、部品番号(デザインIDまたはエレメントIDと思われる)を特定してくれる。ブロックを置いて撮影するだけなので、手間をかけずにブロックを整理していけるだろう。

カメラでブロックを撮影(出典:Indiegogo)
カメラでブロックを撮影(出典:Indiegogo)
ブロックを置いてスキャンすれば特定(出典:Indiegogo)
ブロックを置いてスキャンすれば特定(出典:Indiegogo)

 上部からブロックを撮影するカメラ付きモジュールは、20個のLEDも設けられており、照明の影響を受けずにブロックをスキャンできる。このモジュールの大きさは13×13×17cmで、16×16スタッドというLEGOブロックの規格に合わせたサイズ。そのため、モジュールを支えるためのボックス部分は、LEGOブロックで自作して使う。

 ブロック画像の解析はウェブアプリで処理するので、専用アプリをインストールする必要がなく、USBでカメラモジュールをPCにつなぐだけで使えるという。ウェブブラウザーがあれば、WindowsでもMacでも使用できる。

ウェブアプリでスキャンから管理まで(出典:Indiegogo)
ウェブアプリでスキャンから管理まで(出典:Indiegogo)

 ウェブアプリはデータベース機能も搭載。IDやカラーコードでスキャン済みブロックを整理しておける。

得られたブロックのデータ(Piqabrick公式サイト)
得られたブロックのデータ(Piqabrick公式サイト)

 Indiegogoでの販売価格は以下のとおり。

●カメラモジュール

  • 1個:129ユーロ(約1万5567円)
  • 2個セット:199ユーロ(約2万4014円)

●カメラモジュールとボックス部分用ブロックのセット

  • 1個:149ユーロ(約1万7980円)
  • 2個セット:239ユーロ(約2万8841円)

Piqabrickの紹介ビデオ(出典:YouTube)


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