スーパーなどで陳列棚や冷蔵ケースに並べられた商品を取ろうとしたとき、「これはまだ冷蔵庫に残っていたかもしれない」と思い出すことがある。無駄な出費を避けるにはメモを作ってから買い物に出ればよいのだが、なかなか難しい。
そこで、冷蔵庫の中身を出先からでも確認可能にするデバイス「Fridge Eye」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で支援募集中。
Fridge Eyeは、冷蔵庫の内部に取り付けておく無線LAN(Wi-Fi)対応カメラ。専用アプリをインストールしたスマートフォンからアクセスすると、外出先など離れた場所にいても冷蔵庫に何が入っているか見ることができる。買い物メモがなくても、足りない物や不要な物が一目で分かり、無駄遣いを防げる。
冷蔵庫のドアを閉めるたびに内部を撮影するので、常に最新の状態が写真に記録される。画角は120度あって、ドア側と庫内側の2カ所に取り付けておけば全体をカバーできるだろう。冷蔵庫だけでなく、食料庫や洗剤置き場として使っている引き出し内部に設置しても役立つ。
アプリは買い物メモ機能を備えており、写真を見ながら買う物のリストが作れる。まだベータ版ということで精度は低いかもしれないが、写真を解析して食品などを自動認識する機能もあるそうだ。また、消費期限を管理する機能も搭載する予定という。
Indiegogoでの目標金額は2万5000ドル(約267万円)。記事執筆時点(日本時間10月4日14時30分)で約1万3000ドル(約138万9000円)の資金を集めている。キャンペーン期間はあと21日ある。
Fridge Eyeの紹介ビデオ(出典:YouTube)
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