Googleは米国時間3月2日、複数の注目すべきソフトウェアアップデートを実施した。フラッグシップモデルの「Pixel 4」など「Pixel」シリーズの「Android」搭載スマートフォンで、新しい機能が利用できるようになっている。今回のアップデートでは、まったく新しいツールがPixel 4に搭載されると同時に、以前から知られている機能が、Pixel 4以外のモデルや、これまで利用できなかった国でも利用できるようになる。
たとえば、「Motion Sense」機能を利用し、Pixel 4の上で手をすばやく動かすだけで、音楽の再生を停止したり再開したりできるようになった。Motion Senseは端末に触れずに操作できるGoogleの機能で、2019年10月にPixel 4に初めて導入された。導入された時点では、ディスプレイの上で手を左右に振って、楽曲のスキップとリピートができるだけだった。
また、電源ボタンを長押しするだけで「Google Pay」をすばやく呼び出せるようになった。さらに、飛行機の搭乗券のスクリーンショットを撮影すれば、搭乗券をGoogle Payに追加できる(この機能は、3月中にPixel 4、「Pixel 3」「Pixel 3a」に順次導入される予定だ)。そのほかにも、日の出と日の入りの時間に基づいてダークテーマに切り替えられる機能や、169種類の新しい絵文字が追加された。
Pixel 4で、車が事故に遭ったことを検出して自動的に緊急通報できる事故検知の機能が10月に米国のユーザーに提供されたが、英国とオーストラリアのPixelユーザーも利用できるようになる。また、Pixel 4で利用可能になった、英語の動画にリアルタイムで字幕を追加する自動字幕起こし機能「Live Caption」が「Pixel 2」にも導入される。
ほかにも、「Adaptive Brightness」や「Duo」のARエフェクト機能の強化など、さらなる詳細な情報がGoogleのブログで紹介されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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