――ハブやセンサー、ブザーなどハードも複数発売されていますが、ハードとソフト両方の開発は大変ではないでしょうか。
ハードは本当に大変です。アプリの開発はOSによって動かないものが出ますが、数でいったら3~4種類ですよね。その「家バージョン」ですから、対応しなければ状況は無限にあります。私自身、電子基板の設計を担当していて、以前立ち上げた会社でも製品の企画、設計、量産までのプロセスを経験していたので、それがリーフィーでも役立っています。起業はストロボで2社目になります。
――1社目でハードをつくる大変さを経験しながら、再度同じ道を選ぶのはすごい決断ですね。
逆にそれ以外の選択肢がなかったというか、将来的には家電メーカーが作りたいと思っていて、リーフィーも洗濯機や冷蔵庫のような必需品に育てていきたい。そのくらい誰でも使えて、一家に一台あるような商品にしていきたいと考えています。
――今後の展開を教えて下さい。
リーフィーは、窓の開閉状況が履歴としてスマートフォンから見られたり、侵入者を検知してブザーを鳴らすなどの対応しますが、さらに一歩すすめて、かけつけサービスを導入したいと考えています。すでに警備会社の方との提携も進めていて、実現すれば、かなり強力な防犯体制が整えられます。
自宅の防犯は、家を買うにしても借りるにしても絶対考えますよね。ならばリーフィーは引っ越す際のオプションになりうる。今は、オートロックがついていたり、高層階だったりすることがホームセキュリティをする上で安心につながっていますが、リーフィーにより、こうした物件以外も安心感を提供できる。そう考えると家の選択肢が広がります。選択肢を狭めず家さがしができるそんなツールになりたいと思っています。
森ビルJリートの投資開発部長として不動産売買とIR業務を統括するとともに、地方拠点Jリートの上場に参画。太陽光パネルメーカーCFO、三菱商事合弁の太陽光ファンド運用会社CEOを歴任。クロージング実績は不動産や太陽光等にて3500億円以上。2016年に不動産テックに関するシステム開発やコンサル事業等を行なうリマールエステートを起業。日本初の不動産テック業界マップを発表するとともに、不動産テックに関するセミナー等を開催するほか、不動産会社やIT企業に対してコンサルティングを実施。自社においても不動産売買支援クラウド「キマール」を展開。2018年、不動産テック協会の代表理事に就任。早稲田大学法学部を卒業後、政治学修士、経営学修士を取得。コロンビア大学院(CIPA)、ニューヨーク大学院(NYUW)にて客員研究員を歴任。
大手システムインテグレーターを経て、2008年より現職。経営学修士(専門職)。IT業界の経験に裏打ちされた視点と、経営の視点の両面から、ITやテクロノジーを軸とした中長期の成長戦略立案・事業戦略立案や新規ビジネス開発、アライアンス支援を得意とする。金融・通信・不動産・物流・エネルギー・ホテルなどの幅広い業界を守備範囲とし、近年は特に不動産テック等のTech系ビジネスやビッグデータ、AI、ロボットなど最新テクノロジー分野に関わるテーマを中心に手掛ける。2018年より一般社団法人不動産テック協会の顧問も務める。
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