Googleのゲームストリーミングサービス「Stadia」は、もはや「Pixel」スマートフォンだけのものではない。間もなくサムスンのスマートフォン13機種に加えて、ASUSとRazerのゲーミングスマートフォン数機種で正式にサポートされる。ただし、これらの端末をStadiaコントローラーにUSBケーブルで有線接続する必要がある。
Stadiaは米国時間2月20日から、次の機種で利用可能となる。サムスンの「Galaxy S8」「Galaxy S8 Plus」「Galaxy S8 Active」「Galaxy Note 8」「Galaxy S9」「Galaxy S9 Plus」「Galaxy Note 9」「Galaxy S10」「Galaxy S10 Plus」「Galaxy Note 10」「Galaxy S20」「Galaxy S20 Plus」「Galaxy S20 Ultra」、ASUSの「ROG Phone」と「ROG Phone II」、Razerの「Razer Phone」と「Razer Phone 2」。これは、Stadiaの公式アプリがこれらの端末上で動作することを意味する。これまで多くの「Android」スマートフォンで、「Chrome」ブラウザをデスクトップモードに設定することにより、同ブラウザを介してサービスに直接アクセスすることができたが、それは最適とはいえない使用環境だった。
Stadiaは、Bluetoothコントローラーとは無線で接続可能だが、Google独自のStadiaコントローラーとは有線接続が必要だ。Googleは、USBケーブルなしでのスマートフォンでのサポートに取り組んでいるが、まだ実現には至っていない(ただし、「Chromecast Ultra」を介してテレビでStadiaを利用することは可能だ)。
Googleのゲームストリーミングサービスはまだ、アーリーアダプターのための高くつく実験のような感じが否めない。予定されている「YouTube」と連携した機能や、無料サブスクリプションプランはまだ提供されていないが、2020年春に発表されるかもしれない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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