Appleは、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて2月に入って中国の全直営店を閉鎖していたが、その一部の営業を再開する準備を整えたようだ。新型コロナウイルスの感染者は世界中で6万人を超えており、そのほとんどが中国で発症している。
北京のApple Storeは現地時間2月14日に営業を再開すると、Appleのウェブサイトの各店舗のページには記されている。営業時間は、通常の午前10時から午後10時ではなく、午前11時から午後6時になる。中国の他のApple Storeはまだ再開されない。営業再開については、Reutersが先に報じていた。
Appleは、新型コロナウイルスに関する懸念が世界中に広がったことを受けて、1月に中国の直営店を一時閉鎖し始めた。また、同国のオフィスやコンタクトセンターも閉鎖した。Appleは当初、延長された春節の休暇が終わる2月10日に直営店の営業を再開する計画だったが、先週には「追って通知するまで」再開を延期するとしていた。
新型コロナウイルスは2019年12月に中国の武漢市で最初に発見された。その感染症「COVID-19」による死者はこれまでに1300人を超えている。
Appleはコメントの依頼にすぐには応じなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」