ビットキーは、2019年12⽉末に総額39億円超のシリーズAラウンド資金調達を完了したと発表した。ゴールドマン・サックスをはじめとする10社を引受先とした約34.4億円の第三者割当増資と、りそな銀行とみずほ銀行から4.6億円の融資を受けた。創業から今回の調達を含めた累計調達額は17カ月で約50億円に達する。
今回の資金調達により、問合せや利用者からの開発要望、新機能追加等に対応するべくセールス・カスタマーサクセス、開発の人員増や体制強化を実施するとのこと。スマートロック「bitlock(ビットロック)シリーズ」の一つ「bitlock LITE」は、2019年4月の発売以来、法人、個人合わせて12万台を受注しているが、2020年中にbitlockシリーズの受注台数100万台を目指すとしている。
コアプラットフォームでbitlockシリーズにも応用している、ID連携、認証と権利処理のデジタルキープラットフォーム「bitkey platform(ビットキープラットフォーム)」は、2019年のベータ版公開以降、国内外から引き合いがあり、bitlockシリーズを展開する「Tobira事業」以外のモビリティ、スマートシティ、スマートIDなどの他事業ドメインにおける新プロダクトの開発とあわせ、海外展開の準備を進める。
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