NTT東日本ら6社、eスポーツ分野における新会社「NTTe-Sports」を設立

 東日本電信電話(NTT東日本)、西日本電信電話(NTT西日本)、エヌ・ティ・ティ・アド(NTTアド)、NTTアーバンソリューションズ、スカパーJSAT、タイトーの6社は1月21日、共同出資を行い、eスポーツ分野における新会社「株式会社NTTe-Sports」を設立すると発表。資本金は、3億円(資本準備金3億円)で、設立日は1月31日を予定している。

 NTTe-Sportsでは、eスポーツにおけるICTを活用した設備の構築・運用、サポート(教育)事業、プラットフォーム運営、イベントソリューションおよび、街の活性化コンサルなどの提供を通じ、地域社会への貢献を目指す。

 なお、イベントソリューション事業においては、タイトーと連携し、アーケード版eスポーツ大会「闘神祭2020 -World Championship of ARCADE-」を共催する。NTTe-Sportsは、競技進行や会場に必須となるICTソリューションを提供しつつ、スカパーJSATのコンテンツ制作や映像配信に関するノウハウや資産を活用し、エンターテイメント性や配信面の強化・海外展開拡大などを見据えた企画運営にも協力する。

 サポート(教育)事業においては、サードウェーブと連携し、高校などの教育機関に対するeスポーツの浸透を推進。サードウェーブの提供する「eスポーツ部発足支援プログラム」について、共同で提供拡大を図る。また、競技指導者が不在でも学生の成長を支援できるような、ICTを活用した指導サポートを提供予定。

 また、未来技術を活用した先進的なeスポーツ施設を秋葉原UDXに開設(2020年7月以降)。コミュニティやプロ選手などを誘致して施設収益を確保するとともに、地域拠点とつなぎ、低コストで付加価値の高いイベント、サポートメニューを提供するという。

株式会社NTTe-Sports

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