Visaは、スマートフォン用アプリと銀行口座を連携させる金融サービスの米Plaidを買収する(Visa、Plaid)。買収金額は53億ドル(約5834億円)。
Plaidは、決済機能を有するスマートフォン向けアプリやサービスと、ユーザーの銀行口座を結びつけるフィンテックサービスを提供している企業。2013年に創業し、本社をカリフォルニア州サンフランシスコに置く。
Plaidのサービスを利用すれば、AcornsやBetterment、Chime、Transferwise、Venmoといったアプリやサービスのアカウントと銀行口座を、安全に連携させられるという。現在、銀行口座を持っている米国市民の4分の1がPlaidを利用中で、2600種類以上のアプリと、米国、カナダ、欧州の1万1000社以上の金融機関が接続されているそうだ。
買収金額の53億ドルは、Visaが現金および債券発行でまかなう。買収手続きは、3カ月から6カ月後に完了すると見込む。
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