ソニーは1月7日、米ネバダ州ラスベガスにて開催される「CES2020」において、試作車を展示すると発表した。モビリティにおける安心・安全、快適さやエンタテインメントなども追求する取り組みを「VISION-S(ビジョン エス)」として推進する。
試作車は、イメージング・センシング技術のほか、AIや通信、クラウド技術も活用した車載ソフトウェアの制御により、機能が継続的にアップデートされ続けるとのこと。車内外の人や物体を検知・認識し、高度な運転支援を実現するために、ソニーの車載向けCMOSイメージセンサーやToFセンサーなど数種類のセンサーを合計33個配置する。音楽体験「360 Reality Audio(サンロクマル・リアリティオーディオ)」を、各シートに内蔵されたスピーカーで提供。フロントシート前方にはパノラミックスクリーンを搭載する。
現地時間1月6日に開催した記者会見で、ソニー社長兼CEOの吉田憲一郎氏は「過去10年の間、スマートフォンをはじめとするモバイルが私たちの生活を根本から変えたと言っても過言ではないが、次のメガトレンドはモビリティだと信じている」とコメントした。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?