Appleの新型「Mac Pro」の注文受付が米国時間12月10日に始まった。同製品の価格は5999ドル〜(日本では税別59万9800円〜)だが、フルスペックまでカスタマイズした場合は5万ドル(日本で570万円)を超える。しかもこのなかにはソフトウェアやディスプレイの分は含まれていない。
新型Mac Proと、4999ドル(日本では税別52万9800円)の6K対応ディスプレイ「Pro Display XDR」は、Appleが6月に開催した開発者会議「WWDC19」で大きな注目を集めていたもの。新しいMac Proは2013年以来のメジャーアップグレードとなる製品で、Appleにはこの製品の投入を通じて、より高性能な「Windows」搭載マシンに移ってしまったクリエイティブ分野のプロ顧客を取り返したいとの思惑がある。
Mac Proの高額なカスタマイズオプションとしては、2.5GHz、28コアの「Intel Xeon W」プロセッサ(Turbo Boost使用時には最大4.4GHz)が7000ドル(日本では税別77万円)、1.5TB(12x128GB)のDDR4 ECCメモリが2万5000ドル(同275万円)、タワー本体にホイールを付けると400ドル(同4万4000円)などがある。Appleのウェブサイトでフルスペックまでカスタマイズしたところ、価格は5万2748ドル(同574万600円)となった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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