11月25日~12月1日のAppleに関連するCNET Japanのニュースをまとめた「今週のAppleニュース一気読み」。
6月にAppleを退職することが明らかとなったチーフ・デザイン・オフィサー、ジョナサン・アイブ氏。Appleの役員を紹介する「Leadership」と投資家向けの紹介ページから、同氏の写真と名前がなくなっていることがわかった。
ジョナサン・アイブ氏は、Apple WatchのプロジェクトでAppleにも参画した旧知の盟友で工業デザイナーとして著名なマーク・ニューソン氏とともに「Love From」というデザインファームを立ち上げ、その顧客第一号にAppleがなるという将来像が示された。そのことから、引き続き、アイブ氏のデザインにおけるリーダーシップの恩恵をAppleが授かるとは、ティム・クックCEOのコメントだ。
アイブ氏は1996年からAppleの工業デザインチームをリードし、すでに5000以上の特許を取得。彼が率いるチームは過去50年で最高のスタジオであると評されている。英国出身の当人は英国王室からナイトの称号が贈られた。
Appleを去るアイブ氏は、これまで人が手にするモノをデザインしてきたアイブ氏は、Appleで2013年頃からApple Park建築や、Apple Storeの再デザインに携わってきたとされ、空間、人が活動する場所のデザインへの興味を垣間見せている。
その一方で、Apple社内では工業デザインチームの意見が非常に強いことも知られており、そのバランスに変化が生じていく可能性もある。
ジョニー・アイブ氏が退職か--アップルの役員ページから消える(11/29)Appleは日本で2019年、丸ノ内、移転した福岡の店舗に続いて、川崎にも12月14日に新店舗をオープンさせる。国内においてはモールへの初出店となっており、今後新しい出店パターンとして定着していくか注目される。
AppleはSIMフリーモデルのiPhoneを、直営店以外のApple Premium Resellersでも解禁し、その販売は好調だという。携帯キャリア経由での販売では、総務省の電気通信事業法改正によって割引が制限されることから、独自の販売網を拡大させていこうという意図が透ける。特に格安SIM+最新iPhoneというこれまで買いにくかった組み合わせが扱えるApple Premium Resellersのショップは、これまで拾いきれなかったニーズをおさえる上で、重要な一手となりそうだ。
Apple Storeは引き続き、販売と修理、製品の使い方などの教育の場として機能していくことになる。米国に比べて極端に数が少ない日本のApple Storeは、今後も増加していくことが期待できる。
12月1日は世界エイズデー--Apple Storeが恒例の赤いロゴに(11/27)CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
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