Twitterは米国時間12月2日、「Twitter Privacy Center」サイトを開設した。同社はこの件に関するブログ記事で、ユーザープライバシーの保護に関して「改善の余地」があることを認め、Privacy Centerでは、同社がユーザーから提供された情報をどのように保護しているのかをより明確に伝える計画だと説明した。また、利用規約とプライバシーポリシーを改訂し、2020年1月1日から適用することをすでに明らかにしている。
Privacy Centerは、プライバシー関連の取り組み、告知、新しいプライバシー関連製品、セキュリティの問題に関する通知など、さまざまな情報を提供する拠点として機能することを目的としている。
Today we are updating our Terms and Privacy Policy and launching the Twitter Privacy Center. These updates are backed by an evolving privacy and data protection program intended to keep us accountable and your data safe.
— Twitter Safety (@TwitterSafety) 2019年12月2日
Read more about it here: https://t.co/IykRanR61Q
Twitterは2018年4月にも、欧州連合(EU)の一般データ保護規則(GDPR)に準拠するためにプライバシーポリシーを改訂した。なお、同社のプライバシー慣行には厳しい目が向けられてきた経緯がある。この10月には、セキュリティ目的で使われるユーザーのメールアドレスと電話番号が、「意図せず広告目的に使用された可能性がある」ことが発覚した。その2カ月前にも、ユーザーデータがサードパーティーに共有されていた恐れがあることを同社は明らかにしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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