クラッソーネとリビン・テクノロジーズ、家屋の解体支援を目的に業務提携

 クラッソーネとリビン・テクノロジーズは12月2日、空き家や古家付き土地の売却を検討する不動産オーナーに対して、家屋の解体支援を目的に業務提携を開始した。

 クラッソーネによると、近年、空き家問題の拡大や災害により、解体工事のニーズが増加する中、多重下請けの業界構造の中で解体工事会社へ直接発注する方法が乏しく、工事会社を取りまとめる元請け企業に対して、手数料を上乗せして依頼する必要があったという。両社の提携により、古家付き土地を更地にして売却したい売主が、価格や評価をもとに解体工事会社を選択し、低コストで売却することが可能となり、年間で約1000件の相談件数を見込んでいる。

左から、リビン・テクノロジーズ 代表取締役社長の川合大無氏とクラッソーネ 代表取締役の川口哲平氏
左から、リビン・テクノロジーズ 代表取締役社長の川合大無氏とクラッソーネ 代表取締役の川口哲平氏

 クラッソーネは、解体工事・外構(エクステリア)工事の一括見積サービス「くらそうね解体」および「くらそうねエクステリア」を運営。一方のリビン・テクノロジーズは、不動産の比較査定サイト「リビンマッチ」を運営している。

 今回の提携では、不動産売却を希望する売主がリビンマッチの売却申込フォームに入力する際に、「物件所在地」「物件情報」「お客様情報」に続き、アンケートにて解体工事の見積もりを希望するチェックボックスを設置する。解体工事を希望する売主には、リビンマッチのオペレーターから「くらそうね解体」について案内があり、売主が「くらそうね解体」の利用を承諾すると、「くらそうね解体」スタッフが売主へ直接連絡し、解体工事会社を紹介する仕組みだ。

 「くらそうね解体」では、全国約1200社の解体工事会社を直接紹介可能で、複数社から見積もりを出し、価格や利用者の評価などを確認したうえで、施主が自ら解体工事会社を選ぶことができる。

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