ASUS JAPANは、11月22日よりゲーミングスマートフォン「ROG Phone II」の販売を開始した。
ROG Phone IIは、ゲームをプレイするための機能に特化し、ゲームの遊びやすさやパフォーマンスに注力したスマートフォンで、専用のアクセサリーと組み合わせることでさらに快適度が増す端末だ。
ストレージ容量は1TBと512GBの2つがラインアップ。希望小売価格は、1TBモデルが12万5500円(税別)、512GBモデルは10万5500円(税別)だ。
ROG Phone IIは商品名から分かるように、ASUSのゲーミングスマホとして2モデルめとなる。前モデルもゲームを快適にプレイするための機能が満載の端末だったが、今回のモデルはさらに機能が向上している。
SoCはQualcommのSnapdragon 855 Plus(2.96GHz)を使用。メインメモリは前モデルの8GBから12GBに強化した。年々増え続けるメモリが必要な最新ゲームにも対応し、他のアプリと切り替えながらのプレイでも無理なく動かせる。
グラフィック機能はAdreno 640を搭載しており、高フレームレートのゲーム表示においても、まったくフレームレートを落とすことなく、最高画質でプレイができる。
現状ではそこまでマシンスペックを要求するゲームアプリは少ないが、PCゲームの世界では、ゲームタイトルによってPCスペックによって勝敗を左右しかねないことがある。今後モバイルゲームでも同じことが起きる可能性はある。
ゲームをプレイする中でプロセッサやグラフィックス機能以上に気になるのが、ディスプレイ性能だ。滑らかな動きを再現するリフレッシュレートの高さは基本性能よりも重視すべき案件だ。
ROG Phone IIは、前作の90Hzから120Hzにアップ。これも120Hzに対応したゲームアプリがないとあまり恩恵を受けられないものだが、こちらの方は対応するアプリが増えてきているので、60Hzのスマートフォンとの差は歴然だ。また、応答速度も重要。ROG Phone IIは応答速度が1msとかなり高い。ゲーミングPCでも応答速度の最低条件が1msと言われているので、その条件は満たしている。応答速度が低いと一瞬の差が勝敗を分けるFPSではかなり重要だ。
応答速度のタッチサンプリングレートは240Hzとこれも最高クラス。これは1秒間に240回のタッチ入力を感知できるもので、通常のスマートフォンの60回の4倍となる。タッチ反応速度は49msとこれまた速いので、素早い指の動きにしっかりと対応してくれる仕様だ。
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