メルカリは11月15日、フリマアプリ「メルカリ」において、BEENOSの完全子会社が運営する越境ECサポートの代理購入サービス「Buyee(バイイー)」との連携による越境販売(一部カテゴリを除く)を開始すると発表した。
Buyeeは、世界100以上の国・地域に対応し、会員数は100万人を超える代理購入サービス。今回の連携によって、日本で出品された商品が国外でも購入可能となり、これまでサービスを利用できなかった海外居住者でも、メルカリの商品を購入できるようになる。
具体的には、Buyee上で海外顧客から注文が入ると、Buyee公式アカウントが海外顧客に代わってメルカリ上の商品を購入する。メルカリの出品者からBuyeeの国内拠点に商品が届いたら、Buyeeスタッフによって検品・受取評価を行い、売上金を付与。以降の海外配送などは全てBuyeeが代行する。Buyee上に出品される商品については、メルカリ上で出品後、一定期間を経た商品に限られるという。
同社によると、ウェブ版「メルカリ」への海外アクセス数が2017年から約6倍に増加するなど、海外からの潜在的な購買ニーズがあったという。また、8月より実施した、出品から一定期間が経過した商品の越境販売の実証実験では、日本のアニメやゲームのグッズなど、日本でしか購入できないキャラクターグッズが最も人気があったことから、越境販売を開始することにしたという。
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