メルカリ、社長と会長を“スイッチ”--山田氏が社長に復帰、小泉氏は会長職へ

 メルカリは9月27日、同日開催の株主総会において、田面木宏尚氏が新取締役に、栃木真由美氏が新監査役に選任・就任したと発表した。あわせて、同社代表取締役会長兼CEOの山田進太郎氏が代表取締役CEO(社長)に、同社取締役社長兼COOの小泉文明氏が取締役President(会長)に、同社取締役CPOの濱田優貴氏が取締役CINOに就任する。

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左から小泉文明氏と山田進太郎氏(2018年度6月期の連結決算にて)

 今回の人事について同社広報部によると、「グループ全体で従業員数が1800名を超える規模となり、今後もミッション達成に向けて拡大していく中、役割分担を明確化し、より強いチーム経営をしていくため」とコメント。

 あわせて、山田氏と小泉氏の会長・社長交代については、「組織が拡大する中、鹿島アントラーズの社長も小泉が担うため、役割分担・権限委譲を行い、小泉は対外的な折衝・渉外と鹿島アントラーズに専念する」という。国内メルカリ事業は田面木氏が専任するなど、各事業ドメインごとに担当がついているものの、山田氏は国内外のメルカリ全体を今後も率いていくとしている。

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