Facebookの企業ロゴが新しくなった。同社は米国時間11月4日、自社のアプリやウェブサイトのロゴと同じだった企業ロゴを、Instagram、WhatsApp、Oculusなど、同社が所有および運営する他の製品とうまく調和するデザインに変えることを明らかにした。Facebookアプリのロゴは従来通りだ。
Facebookの最高マーケティング責任者(CMO)を務めるAntonio Lucio氏はブログの中で、長年にわたって社名と同じFacebookというサービスに使われていたのとは異なるフォントで書かれた新しいロゴについて、「わかりやすくすることを目的としたものであり、独自のフォントと大文字を使うことで、会社とアプリを視覚的に区別できるようにしている」と説明した。
この新しいロゴは、Facebookが所有するさまざまなサービスと調和するようにデザインされており、それぞれの製品に合わせて異なる色を用いる。たとえば、WhatsAppならグリーン、Instagramならパープルとオレンジのグラデーションといった具合だ。また、今回の動きは、Facebookが他のソーシャルネットワークやメッセージングサービスを所有していることを、消費者によりわかりやすく示したいと考えている証しでもある。Pew Research Centerが10月に発表した調査結果によれば、WhatsAppとInstagramがFacebookの子会社だと知っている米国人の割合はわずか29%だった。新しいロゴは、Facebookがこの2つのサービスを所有していることをより明確に示すことになる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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