ブラウザーのアドレスバーにショートカットを入力することで、Google以外のサービスにもアクセスできるようになった。Googleは米国時間10月29日、複数の新たな「.new」ドメインショートカットを明らかにした。これらのショートカットを利用すると、SpotifyやMediumといった他社のサービスの機能に直接アクセスできる。
Googleが3つのショートカット「docs.new」「sheets.new」「slides.new」を初めて導入したのは2018年だ。これらの短いアドレスをウェブブラウザーのURLバーに直接入力すると、それぞれ「Googleドキュメント」「Googleスプレッドシート」「Googleスライド」の新規文書を素早く作成できる。今回の追加では、アドレスバーに「playlist.new」と入力するとSpotifyの新規プレイリスト作成ページ、「story.new」と入力するとMediumの記事作成ページ、「link.new」と入力するとBitlyの短縮リンク作成ページにアクセスできる。「RunKit」にAPIのアイデアを投稿したり、「Cisco Webex」のウェブ会議を開始したり、「OVO Sound」で楽曲カバーをカスタマイズする新しいショートカットもある。
Googleの最高情報責任者(CIO)を務めるBen Fried氏は29日のブログ記事で、「すべての『.new』ドメインはHTTPS接続を介して運用されるため、『.app』『.page』『.dev』と同様に安全だ」と述べた。
Googleは10月15日から2020年1月14日まで、商標登録者からの「.new」ドメインの申請を受け付ける。2019年12月2日から2020年7月までは限定的に申請を受け付け、Googleのポリシーに準拠していればドメインを付与する。2020年7月21日からは誰でも取得できるようになるが、ポリシーには従う必要がある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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