筆者を含むMicrosoftウォッチャーが初めて「Windows Lite」または「Santorini」のうわさを耳にしたとき、情報筋は間もなく登場するこの軽量版「Windows 10」について、Microsoftが「Chromebook」に対抗するための戦略のカギを握ることになると述べていた。しかし、Microsoftが10月に「Windows 10X」を発表した際、このOSが「Surface Neo」などの2画面デバイス以外の機器に対応するとの言及はなかった。そうした中、このほど流出した新たな情報から、Windows 10Xに関するMicrosoftの真の狙いがより明確になったかもしれない。
Twitterユーザー「WalkingCat」は米国時間10月25日、パスワードで保護されたMicrosoftのサイト「santorini-os.azurewebsites.net」へのリンクを投稿した。その後まもなく、別のTwitterユーザー「Boris」(@_milincic_)は、そのリンク先サイトのスクリーンショットを投稿した(Microsoftは既にこのサイトを削除している)。そのうち最も興味深い情報の1つは、Windows 10Xが「クラムシェル型と折りたたみ型の両方」で利用できると書かれている点だ。
10Xを搭載するMicrosoftとサードパーティー製デバイスの価格はまだ発表されていないが、2画面を備えるデバイスは低価格にはならないと考えられる。教育市場でChromebookに対抗するものにはならないだろう。それでもPCメーカーが、従来のクラムシェル型ノートPCのフォームファクターにWindows 10Xを採用すれば、少なくとも価格ではChromebooksに対抗できる、よりシンプルでクリーンなWindows 10X OSが動くマシンを提供できる可能性が出てくる。
以下は、Borisが投稿したスクリーンショットから明らかになった情報の一部だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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