Volvo Groupは、自動運転トラックによる貨物運搬サービス事業の担当部門「Volvo Autonomous Solutions」を新設すると発表した。2020年1月1日付けで発足させ、トラック事業セグメントの一部門として運営する。
大量の貨物をあらかじめ決まったルートで繰り返し運ぶ場合、自動運転とコネクティビティの両技術をベースとする輸送ソリューションが適しているという。Volvo Autonomous Solutionsは、鉱石採掘、港湾作業、物流センター間の貨物運搬といった分野を中心に、自動化された商用輸送サービスを提供していく。
Volvo GroupはVolvo Trucksを通じ、自動運転トラックによる運搬サービスを開始している。たとえば、ノルウェーのBrønnøy Kalk鉱山における石灰岩輸送、スウェーデンのヨーテボリ(英名:ゴーセンバーグ)港におけるコンテナ輸送といった取り組みがある。そして、こうしたサービスに対し、顧客からすでに多くの引き合いを受けているそうだ。
鉱石運搬サービスの紹介ビデオ(出典:Volvo Trucks/YouTube)
コンテナ輸送サービスの紹介ビデオ(出典:Volvo Trucks/YouTube)
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