Volvo Trucksは、デンマークの物流企業DFDSと契約し、港でのコンテナ輸送業務に電動の自動運転トラック「Vera」を試験投入する。すでに試験を開始しており、数年以内に運搬ソリューションとして正式提供したい考え。
このコンテナ輸送は、スウェーデンのヨーテボリ(英名:ゴーセンバーグ)にあるDFDSの物流センターから、同じくヨーテボリ港のオランダAPM Terminalsが管理しているターミナルまでの区間で実施。走行区間には、一部公道が含まれる。
Veraは自律走行するため運転台は設けられていないが、管制室からオペレーターが監視する。速度は最高で時速40km。大きな貨物を短距離移動させるこの作業は、Veraに適しているという。
Veraによる取り組みの紹介ビデオ(出典:Volvo Trucks/YouTube)
なお、Volvo Trucksは自動運転対応ダンプトラック「Volvo FH」で鉱山の鉱石運搬サービスをすでに提供中。
鉱石運搬サービスの紹介ビデオ(出典:Volvo Trucks/YouTube)
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