ヤフーは10月11日、スマートフォン向け防災通知アプリ「Yahoo!防災速報」(iOS/Android版)において、ユーザー同士で現在地の状況を共有することで、迅速な避難行動につなげられる新機能「災害マップ」の公開した。非常に強い勢力でこの週末に日本に上陸する、台風19号の状況把握に重宝する機能となりそうだ。
災害マップは、ユーザー自身が現在地の状況を投稿できるほか、自治体や気象庁から発信される情報に加えて、周辺ユーザーの投稿を地図上で確認できるもの。通知詳細画面やアプリトップ画面から、地図上で災害状況の報告を確認できる。土砂災害や河川洪水の危険情報もあわせて確認できるため、周辺地域の状況をひと目で把握できるという。
また、災害状況に関するユーザーの投稿数が、所定の条件を満たし、異常が発生していると判定された場合には、プッシュ通知が届くように設定することも可能。これにより、災害が発生する数時間前からどんな危険が迫っているかを確認でき、ある程度余裕を持って避難の判断ができるとしている。
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