ソニーは10月16日、ワイヤレスヘッドホンに高音質化した新モデル「WH-H910N/H810」(想定税別価格:3万円前後/2万円前後)を発表した。25mmの新開発ドライバーによりコンパクト化を実現している。発売は11月9日から順次。
ダイナミックドライバーを従来の40mmから25mmへとコンパクト化。剛性の高いアルミニウムドームとやわらかいウレタンエッジを用いることで、広音域に対応するほか高感度を実現している。音声コーデックは、SBC、AACに加えLDACをサポート。圧縮音源をハイレゾ相当の高音質化する「DSEE HX」とあわせ、ハイレゾ級高音質を実現する。
上位機となるH910Nのみ、ノイズキャンセリング機能を搭載。イヤカップの下部にフィードフォワードマイク兼通話用マイクを搭載していた現行機とは異なり、上部にフィードフォワードマイク、下部に通話用マイクを独立して搭載。通気構造の見直しにより遮音性をた高めたほか、マイク位置の変更により、ノイズキャンセリング性能を向上している。
両機種ともに、ヘッドバンドを頭に沿う形状にしたほか、幅を細く、薄い形へと変更。イヤパッド部の接地面を増やすことで快適性を増し、装着感を高めたとのこと。H810は、ソニーのオンイヤーモデルでは初となるタッチ操作にも対応し、イヤカップ部に触れることで、再生や一時停止、音量上下などができる。
約5時間(H810は3時間)の充電で最大約35時間(H810は30時間)の連続再生が可能。約10分の充電で2.5時間(H810は3.5時間)の使用ができる急速充電にも対応する。いずれも充電はUSB Type-Cを使用。1.2mのオーディオケーブルが付属する。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス