KDDIは10月10日、2019秋冬〜2020春モデルとなる新製品を発表した。「Galaxy Fold」「Galaxy Note10+」「Galaxy A20」「Xperia 5」「Xperia 8」「AQUOS zero2」「AQUOS sense3 plus サウンド」「AQUOS sense3」「BASIO4」のスマートフォン9機種をラインアップした。10月18日以降に順次販売を開始する。
折りたたみスマートフォンであるGalaxy Fold(Samsung Electronics)は、約7.3インチ超大画面が手に収まるフォルダブルデザイン(折りたたみ時約4.6インチ)のInfinity Flex Displayを採用。Dynamic AMOLEDディスプレイは、HDR10+規格に対応し明るいシーンや暗いシーンなど各シーンのリアルなコントラストを実現しているという。3つのアプリを同時に使用可能なほか、メインカメラとサブカメラに加え、カバーカメラを加えた計6つのカメラを搭載している。価格は24万円台で、10月25日に発売予定。
Xperia 5(ソニーモバイルコミュニケーションズ)は、約6.1インチ(HDR対応有機ELディスプレイ)の21:9のシネマワイドディスプレイを搭載。トリプルレンズカメラにより、一眼カメラのように美しい写真が撮影可能だという。ブラビアの技術を生かした高画質化エンジンX1 for mobileにより、標準規格(SDR)の映像をHDR相当の美しさに変換する「HDRリマスター」を実現した。また、HDR規格、BT.2020の色域、10bit信号に対応した「クリエイターモード」を搭載し、映像制作者の意図を忠実に再現できる。価格は9万円台で、10月下旬以降に発売予定。
Galaxy Note10+(Samsung Electronics)は、新搭載「エアアクション」機能により、ジェスチャー操作を可能とする「Sペン」を搭載。メモ画面は最大300%までズームでき、小さなスペースでもキレイに簡単に書くことが可能。また、文字をタップするだけで文字色を変更できる。4つのカメラ(超広角・広角・望遠・深度即位)を搭載しており、その中の深度測位カメラ (ToF) により、動画でも背景ぼけや特殊効果を加えることが可能となっている。また、新搭載の「オーディオズーム」により、被写体をズームするとズームした方向からの音にフォーカスして動画録音が可能。画面占有率94%以上、約6.8インチの大画面・ベゼルレスデザインで左右対称の「Infinity-O Display」を採用する。価格は11万円台で、10月18日に発売予定。
AQUOS zero2(シャープ)は、従来の50倍以上となる10億色の表現力を持つ約6.4インチ有機ELディスプレイを搭載。激しい動きのゲームなどに適した4倍速の高速表示に対応し、残像感を軽減した画面表示を特徴としている。また、AQUOSシリーズ初となる「画面内指紋センサー」に対応。高性能CPU「Qualcomm Snapdragon 855 mobile platform」を搭載し、高い処理能力が求められるリッチなゲームも快適プレイ。さらに、8GB RAMハイスペックでありつつ140g台の軽量ボディを実現した。価格は未定で、2020年1月下旬以降に発売予定。
Xperia 8(ソニーモバイルコミュニケーションズ)は、約6.0インチの21:9ワイドディスプレイを搭載。ソニー独自のUIを実装した「21:9マルチウィンドウ」に対応し、動画を見ながらSNSの閲覧やメッセージのやり取りなど、2つのアプリを同時に操作可能。3.5mmオーディオジャックを備え、付属のヘッドセットすぐに音楽が楽しめる。厳選アプリだけを搭載した、シンプルなホーム画面も特徴。価格は5万円台で、10月下旬以降に発売予定。
AQUOS sense3 plus サウンド(シャープ)は、Dolby Atmos対応とステレオスピーカー搭載により、家の中などのプライベート空間では、イヤホン無しでも臨場感のあるサラウンド音を実現できるのが特徴。Pioneer製のaptX HD対応高音質ワイヤレスイヤホンを同梱している。さらに、写真や動画をリアルかつ色鮮やかに楽しめる「リッチカラーテクノロジーモバイル」を採用した。価格は4万円台で、12月上旬以降に発売予定。
AQUOS sense3(シャープ)は、AQUOS史上最大となる4000mAhの大容量バッテリーを搭載。省エネ性能に優れたIGZO液晶との相乗効果により、バッテリー切れを気にすることなく利用できるという。また、超広角撮影が可能なツインカメラと新画質エンジン「ProPix2」を搭載した。さらに、動画撮影中に標準カメラでAIが被写体や構図を分析し、笑顔の瞬間や動きに変化があるシーンなどを自動的に抽出。BGMやエフェクトなどを加えたショートムービーを自動で作成することができる「AIライブストーリー」をシリーズ初搭載している。価格は3万円台で、11月上旬以降に発売予定。
Galaxy A20(Samsung Electronics)は、ベゼルレスデザインの約5.8インチ大画面が特徴。防水 (IPX5/8)・防じん性能 (IP6X) を有している。ラジオが身近なメディアのひとつである人向けに、ラジオFM波とインターネットラジオ「radiko」を切り替えてラジオ番組が楽しめる「ハイブリッドラジオ」に対応した。価格は2万円台で、10月25日に発売予定。
BASIO4(京セラ)は、BASIO3と同等の横幅約71mmを維持しながら、BASIOシリーズで最大となる約5.6インチ(18.5:9)となる有機ELディスプレイを採用。困りごとを解決する「スマートフォンの健康診断」アプリを搭載。インターネットにつながらないなどのトラブル時に診察ボタンをタップすると、自動で診断、修復が可能。スマホ決済サービス「au PAY」などを簡単に起動できるダイレクトボタンを備えている。価格は未定で、2020年2月以降に発売予定。
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