9月30日~10月06日のAppleに関連するCNET Japanのニュースをまとめた「今週のAppleニュース一気読み」。
iPhone 11シリーズが登場したばかりのタイミングではあるが、既に新しいiPhoneの噂に注目が集まっている。TF Securitiesの著名アナリストであるMing-Chi Kuo氏の新しいレポートによると、Appleは2020年第1四半期に「iPhone SE」の後継機を発売する計画があるそうだ。
iPhone SEは2016年3月に登場した4インチ型のスマートフォンで、2015年モデルであるiPhone 6sに搭載したA9プロセッサと1200万画素カメラを、古いiPhone 5sに搭載して登場させた廉価版。300ドル台の価格と最新のプロセッサ、そして大型化が進むスマートフォン市場において小型化を貫く希少性から、非常に高い人気となった。
iPhone XSが登場した2018年9月でラインアップから姿を消したが人気は根強く、2019年1月に米国で一時的に再販売されたが、すぐに在庫処分が済んでしまったほどだった。
iPhone SEの新モデルについては、iPhone 8をベースとして、A13 Bionicプロセッサを搭載し、iOS 13以降のソフトウェアやアプリを完璧に動作させる存在となりそうだ。同時に、やはりターゲットとするのは300ドル台の価格になるとみられ、レポートではiOS 13のサポート対象外となったiPhone 6以前のモデルを使っているユーザーへの訴求を指摘している。
2020年第1四半期と指摘されているが、おそらく2020年3月のスペシャルイベントがそのタイミングになるのではないかと考えられる。
アップル、「iPhone SE」後継機を2020年第1四半期に発売か(10/4)iPhone 11の実機レビューを通じて、新世代SmartHDRやナイトモードなどの新しい写真向けの技術が明らかに写真の仕上がりを向上させていることを体験している。同時に新たに追加された超広角カメラは、今まで撮影できなかったシーンを収められている。
CNET Japanでは、iPhone 11 ProでApple福岡を取材する記事が配信されており、特に建物や室内を撮影する際に、超広角カメラは非常に大きな威力を発揮することになる。
またiOS 13.2では、iPhone 11のカメラ向けにAppleが用意しているもう一つの機能、Deep Fusionが利用できるようになるとみられる。ナイトモードのようにユーザーに意識させずに適用され、複数枚の写真を合成することで、ナイトモードほど暗くない場所での解像力を高める効果が期待できる。
「iPhone 11 Pro」最新カメラの実力は?--「iPhone XS」と撮り比べ(後編)(10/02) iPhone 11 Proの写真で見る「Apple 福岡」--14年の歴史を持つ福岡天神から新たに(10/02)CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
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