LiveParkは10月2日、イベント参加型ライブ配信アプリ「LIVEPARK」を開始したと発表した。iOS版とAndroid版があり、各ストアからダウンロードできる。
LiveParkの前身は、テレビ番組と連動し、スマホで視聴者参加型のCM放送などを手掛けてきたHAROiD。8月にLiveParkとID/データ事業を推進する「YourCast」の2社に分社化したばかりだ。
LIVEPARKは、利用者全員が一体感を持ちながら、スマートフォン上でライブ配信に参加できるアプリ。同社は、全国の視聴者がリアルタイムに参加できるインタラクティブなテレビ番組やCMを数多く手がけており、それらの経験を生かした「クオリティの高い映像制作力」「低遅延のライブ映像配信システム」「映像にゲーム性をかけあわせる知見」により、スマートフォン上で5G時代のインタラクティブ・オンライン・イベントを、同アプリ上で提供するという。
なお、LIVEPARKのインタラクティブ・オンライン・イベントが開始となる10月は、テレビ放送と完全同期したライブ実況企画(日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」TV連動企画)や、男性アイドルに対してリアルタイムにさまざまなオーダーができる企画(イケメン観察バラエティ「妄想実行委員会ー会議室のプリンス編ー」)、ユーザー同士が協力して閉じ込められた有名タレントを「救出」するイベント企画(共闘バトルロワイヤルQ-Shutsu(キューシュツ))、国際的スポーツイベントと連動した応援企画などを予定している。詳細については、確定次第発表する予定。
同社にはテレビ業界、ネットメディア業界、広告業界などからさまざまなクリエイター達が参画する。LivePark エグゼクティブ・プロデューサーには、個人ブログ「小鳥ピヨピヨ」で知られ、ギズモード・ジャパンの初代編集長、動画メディアbouncyの初代編集長などを務めてきた清田いちる氏が就任。また、LivePark Co-Founder/チーフクリエイティブオフィサーとして、バスキュールを設立。数多くのプロジェクトのクリエイティブディレクションを担当してきた朴正義氏が就任する。同社は、スマートフォン時代にふさわしいコンテンツをLIVEPARKを通じて提供するとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」