Amazonは米国時間9月25日、「Alexa」関連製品の発表イベントで、新しい低帯域幅ネットワーク「Amazon Sidewalk」のコンセプトを発表した。BluetoothやWi-Fiに現時点で許されている範囲を超えて、デバイスを制御できるようにするものだ。
Amazonのデバイスおよびサービス担当バイスプレジデントDave Limp氏はイベントで、Amazon Sidewalkは900MHz帯の電波スペクトル(通常はアマチュア無線で使用される)を使用して、スマートホームデバイスを制御できる距離をさらに広げるものだと説明した。操作できる距離が広がったことで、この技術はスマートガーデン、外灯、郵便受けのセンサーなどさまざまなものに応用できる可能性がある。
Amazon Sidewalkのサービス開始日は明らかにされていない。
Amazonはまた、飼い犬の行動を追跡できる「Ring Fetch」を発表した。2020年の発売を目指している。愛犬が迷子になっても、居場所を見つけるためにAmazon Sidewalkのネットワークを利用できるようになるという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」