シャープ、スマートフォン「AQUOS zero2」--描画は毎秒120回、新有機ELディスプレイ搭載

 シャープは9月25日、4倍速の高速表示を実現した新開発の有機ELディスプレイ搭載のスマートフォン「AQUOS zero2」を、2019年度冬モデルとして商品化、今冬に発売すると発表した。


 同社では、クリアな表示と高いタッチ性能、超軽量ボディにより、動きの速いゲームも快適に楽しめるフラッグシップモデルとして提案するという。

 同機は、新開発の約6.4インチ有機ELディスプレイを搭載。描画回数は、同社の従来機「AQUOS zero」(2018年度モデル)と比べ、2倍となる毎秒120回に向上した。

 また、残像低減のため各フレーム間に黒画面を挿入し、従来機(毎秒60回表示状態が変化)比4倍となる毎秒240回の高速表示を実現し、動きの速いゲームも残像を抑えて滑らかに映し出すという。

 加えて、毎秒240回の高速スキャンにより、タッチパネルの反応速度も飛躍的に向上。これらにより、ゲームの勝敗にも大きな影響を及ぼす表示速度やタッチ性能が強化されている。

 ディスプレイサイズは約6.4インチ(2340×1080ドット)に、カメラは2眼にスペックアップしながら、約143gに軽量化。なお、スマートフォン「AQUOS」として初の画面内指紋センサーも搭載した。

 さらに、高性能CPU「Qualcomm Snapdragon 855 mobile platform」(2.8GHz+1.7GHz オクタコア)と大容量メモリ(RAM/ROM)8GB/256GBを搭載。独自の放熱設計や2つの充電ICを併用して充電時の発熱を抑える「パラレル充電」などの特徴もある。

 サイズは、約158mm×74mm×8.8mm。防水/防塵性能は、IPX5・IPX8/IP6X。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]